プログラムの概要
OODAループじゃアメリカ空軍のジョン・ボイド大佐が提唱した理論です。
戦場では、状況が目まぐるしく変化します。その中で迅速な意思決定が求められます。そういった中で確実に生き残るための判断が求められる、ということでは環境が著しく変化する現代のビジネスシーンでも応用が可能です。
OODAは欧米では企業・組織の運用ではPDCAと並んで、スタンダードな概念であり実践されています。
企業の今後10年のあるべき姿を見据え、柔軟で迅速な組織への変革に求められている中、”OODAを回して会社・組織の在り方を変えてみませんか?
ウーダ/OODAループセミナーの目的
本セミナーの目的は、OODA(ウーダ)という新しいマネジメント手法を理解し、思考と行動パターンを変え、成果・結果を導き出す為のマネジメントスキルとして捉身に着けることです。
OODAは以下の4つのプロセスで構成されます。
【Observe/観察】既成概念にとらわれず、事故を取り巻く環境、改善したい対象に関する情報を収集します。もれなくだぶりなくMECEで抽出することが求められます。
【Orient/方向付け】Observeで得られた情報から情報を精査し、適正な判断を下していきます。この方向付けの案も複数出していき、全体の戦略との整合性をを勘案しながら方向付けを行っていきます。
【Decide/決断】方向付けで出てきた案に対して、論理的な検証を繰り返し、決定方針を決めます。この時、収集した情報にぬけがないのかということを確認することが必要です。
【Act/行動】意思決定に基づき、行動を行いますが、行動をしつつ状況を確認しながら、一度決めたことにとらわれず、実行します。
これらの四つの要素に対し、講座、実践トレーニングを行い、OODAループを実践し、その成果を体感していただきます。
このセミナーで期待できる効果
OODA(ウーダ)ループセミナーを受講していただくと、状況の変化に応じて臨機応変に判断し、行動する力が身につきます。情報収集、方向付けという作業を行うことで、いかに正確な情報の入手が大切かということがわかります。今まで、「How」にこだわり思うような成果を出せなかったのに対し、「When」「Where」という事実に目を向けることで合理的な判断ができるようになることがわかります。
OODAループを身につけると、以下のようにして直観力が身につき、瞬時で判断して実行できるようになります。
・OODAループをまわずことで判断のスピードが格段に速くなります
・情報を俯瞰するので、直感で気づきが得られます。
・漫然と行動するだけではなく、判断しながら行動できるようになります。
・アウトプットの出し方を体得できます。
・論理的な積み重ねと直感の判断が同じになります
プログラム
OODA(ウーダ)ループ概要
Observe(観察)
Orient(方向付け)
Decide(決断)
Act(実行)
実践演習
・お客様企業の事例を持ち寄った演習が可能です。
・弊社が用意した演習プログラムをご用意します。
例:ソフトウェア企業の経営戦略等、BCP実例演習、新商品開発プログラム等
概略
対象者 | 中堅社員~役員クラス |
研修期間 | 1-2日 |
人数 | 10-15名 |
実施形態 | 座学、ワークショップ |
費用 | 応相談 |