【人類史の概要を知る】『銃・病原菌・鉄』を読んで感じたこと

今回は、ジャレド=ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』を読んで感じたことを書いていこうと思います。本著のタイトルを一目みて、皆さんは何か想像できたことはありますか?

私は全く何も思い浮かびませんでした。銃と病原菌と鉄。全く関係のないようなこれら3つのものをタイトルに持ってくるには、何か意味があるのか…?そんなことを考えながら読んでみましたが、途中で本著のタイトルの意味についてダイアモンド氏が語っていました。これについては後ほど言及するので、お楽しみにしていてください。

それでは、早速内容についてお伝えしていきます。

目次

  • 「白人とニューギニア人の違いをもたらす要因は何か?」
  •  

『ザ・ゴール』を読んで感じたこと

こんにちは。今回は、最近読んだけどお会いした方にはなかなかお話しすることが少なかった『ザ・ゴール』について、読了後の感想をまとめてみました。

1年前に購入したのですが、見事に積読されていたので、先週ぐらいからのんびりと読んでいました。

ようやく読み切ったのですが、物語形式で進んでいく上に、簡単に「全体最適」という概念について頭に入れることができたので、おすすめの一冊としてご紹介します。

 

目次

  • ザ・ゴールあらすじまとめ
    • ボトルネックとは
    • スループットとは
    • ドラム、ロープ、バッファとは
  • どうやってボトルネックと解決する?
  • アルバイトに置き換えて考えてみる
    • レストラン時代の経験
    • 日常生活にも活かせる
  • まとめ:解決すべき課題を意識した生活を!

 

ザ・ゴールあらすじまとめ

『ザ・ゴール』は、「ボトルネックを解消し、スループットを増やすこと」を知識として共有することが目的で書かれた本だと感じました。

企業の目標(ゴール)は、お金を儲け続けることであり、それ以外のすべては目標を達成するための手段です。そのために生産的な仕事をする必要があります。

その手段としては2つあり、1つはボトルネックの時間のムダをあらゆる方法でなくすこと、もう1つはボトルネックの負荷を減らして生産能力を増やすことです。

具体的な解消方法としてはドラム、バッファー、ロープという考え方です。この3つはボトルネックのペースに合わせて資材をタイミングよく投入する方法をたとえで表現したものです。

ボトルネックとは

「ボトルネック」とは作業やシステムなどにおいて能力や容量などが低い、または小さく、全体の能力や速度を規定してしまう部分のことを指します。つまり、「ボトルネック」は全体の能力や成果に影響する問題となる要因です。

例えば、3分の砂時計を想像してください。砂時計の砂を早く下に落とすには、どうすれば良いでしょうか?砂時計を振ったり、上下を逆にしたりしても、無駄になってしまいます。

解決策は、砂の落ちる道を広くするということです。これこそ、まさにボトルネックの典型的な例です。

スループットとは

スループットは、一般に単位時間当たりの処理能力のことを指します。ボトルネックを解消するための指標として使われます。

ドラム、ロープ、バッファーとは

ドラム、ロープ、バッファーはボトルネックのペースに合わせて資材をタイミングよく投入する方法をたとえで表現したものです。

「ドラム」はボトルネックのペースに合わせて鳴らす資材投入の合図です。

合図をしたとしても資材投入が早まってしまうのを防ぐのに「ロープ」でつなぎます。

最後に全体にゆとりを持たせるべく「バッファー」を持つことで納期を守ります。

バッファーは、元々は物理的な衝撃を吸収して和らげる緩衝器のことです。これが転じて予備の時間を持っておくことで納期への影響を減らします。

工場で働いたことのない自分にとってはわかりにくかったのですが、ファミリーレストランでのアルバイトに置き換えるとわかりやすかったです。

  • ドラム=オーダー表
  • ロープ=キッチン同士の確認合図
  • バッファー=ホールとの連携

どうやってボトルネックを解決する?

『ザ・ゴール』を読み進めるうちに、以下のようにボトルネックを解決すべきだということがわかりました。

①ボトルネックを見つける
②ボトルネックをどう徹底活用するかを決める
③他のすべてをステップ2の決定に従わせる
④ボトルネックとなるシステムの能力を高める
⑤ここまでのステップでボトルネックが解消したらステップ1に戻る

企業の目的は、「お金を稼ぐこと」です。目的達成のための手段として、ボトルネックの発見から解消までのサイクルを回し続ける必要があると感じました。

アルバイトに置き換えて考えてみる

しかしながら、私はまだ学生です。アルバイトの経験しかしてきていません。

そこで、アルバイトに置き換えてボトルネックの解消を考えてみたいと思います。

レストラン時代の経験

私は、某ファミリーレストランでホールとして働いていました。その際、店全体でクレームをいただくことが多かったのですが、多かったクレームは「料理の待ち時間が長すぎる」「店に入るまでの待ち時間が長い」「料理が冷めていた」といったものでした。

これでは、お客さんの回転率も悪くなり、店としてお金を稼ぐことは難しくなってしまいます。

私の店のボトルネックは、「料理の提供をすること」にありました。いくらキッチンが頑張って料理を作っても、いくらレジのスピードを早くしても、お客さんに料理を出すスピードが遅くなってしまっては、大量の在庫が作られてしまう結果になってしまうからです。

案の定、キッチンにはいつも大量の料理が乱雑に置かれていました。ホールとしては、常に料理提供を第一に動き回る必要があったのです(働き始めた当初は、料理提供が遅くなってよく怒られていました)。

日常生活にも活かせる!

こうしたボトルネックの発見は、日常生活にも活かすことができます。例えば、「知識をつけること」を目標に読書を始める場合、一日の時間の使い方を見直し、「食事に費やす時間が多くなってしまっているから、どうにかして減らせないか」などと考えることができるようになります。

全体最適という概念は仕事に活かすことも当然ですが、日常生活に活かすこともできるということを知っておくと、視野が広がりますよ。

まとめ:解決すべき課題を意識した生活を!

いくら部分的な効率性を高めても、課題はいつまでたっても解決しません。

全体を最適化するという意識を持ちながら、ボトルネックを発見し、目標達成のために動きましょう!

お年玉で是非とも購入すべきおすすめ書籍3選!

 

新しい一年が始まりましたね。今年はどんな一年になるのでしょうか?

「今年こそは!」と毎年意気込んでしまうのですが、その前にやらなければならいことがあります。

それは、昨年度の反省をすること。「もっとこうしておけばよかったなあ…」と後悔しても、過去の出来事はやり直せません。

じゃあどうするか?それは、すぐに実行に移すこと。特に新しい年が始まったこのタイミングで、一念発起して何かに挑戦し始める方も多いのではないでしょうか?

私自身、去年は1年間を通じて読書ができなかったという反省があります。10月からは毎週一冊何かしらの本を読んでいるのですが、今年は一週間に一冊=1年間で52冊の本を読むことを目標にしていきます。

今年の目標が「読書」の方は必見!

本は、思考のパッケージです。あらゆる賢人たちの考え方に触れることができる有益なツール、それが本です。

本は、文字で書かれています。文字は、人間の意思伝達手段である言語を具現化する機能をもち、文字の誕生は世界最古のIT革命とも言われています。

文字を操ることは、人間が他の哺乳類よりも秀でている一つの要因でもあります。

今回は、2018年下半期に私が読んで「面白い!」と思える書籍をご紹介します。新年のお年玉の使い道は、これで決まったも同然です。

それでは早速見ていきましょう!

サピエンス全史

サピエンス全史は、ユヴァル・ノヴァ・ハラリ氏が書いた本書は、教養書の世界的ベストセラーとして知られています。

人類(ホモ・サピエンス)の進化において、「認知革命」「農業革命」「科学革命」の3つの要因がいかに重要であったかが、様々な状況証拠の裏付けとともに示されていきます。

一見難しい内容の本に聞こえますが、人類の進化の歴史について、一冊でこれだけのまとまった知識が得られる本はめったにありません。

本書を通じて私が抱いた感想は、「私たちが生きている現代社会は、これまでの人類史上もっともチャンスが転がっている社会であるんだな〜」ということです。

皆さんも是非とも本書をご一読いただき、人類の凄さを体感してみてはいかがでしょうか?

2022――これから10年、活躍できる人の条件

本書は、神田昌典氏が経営コンサルタントでもあり、読書会「リード・フォー・アクション」の発起人でもある神田昌典氏が2012年に著した本です。2012年となると、今から7年前となっています。

そんな7年前の本をどうして紹介するかというと、本書に書かれている内容が、ズバズバと言い当てられているからです。

今後の社会のあり方や、そうした社会でどのように生きていくかということを非常に考えさせられる本です。

客観的にみれば、日本を取り囲む状況は、真っ暗。にもかかわらず、「これからの日本は、チャンスに溢れている」と著者は言い切る。しかし、それは「今希望を描き、行動を起こす」ことを選んだ人のみ。つまり、今この瞬間のあなたの選択こそが、これから10年、活躍できるか、後悔する人生を送るかのターニングポイントなのだ。

(神田昌典公式サイトより)

2022―これから10年、活躍できる人の条件

本書を通じて私が抱いた感想は、「現代社会を生き抜いていく上で、『正解』が転がっているわけではない」ということです。正解は自ら作り出していかなければならず、そのためには思考停止という病に冒されてはいけないのです。

将来を真剣に考える上で、本書は必読と言えます。

サラリーマンは300万円で会社を買いなさい

最近読み終わりましたが、なかなか面白い内容だったのでご紹介します。

本書は「稼ぐ力」を蓄えてから読むとさらにいいと感じました。社会人の方々で多いのが、「給料は将来のために貯金しとかなきゃ」という考え方です。

本書は、そうした考え方を根本から覆します。真の金持ちは「お金に働いてもらう」と考えるのです。

お金に働いてもらうとは、自分の身代わりとしてお金に働いてもらうのです。

つまり、何らかの投資をして、投資のリターン(キャピタルゲインやインカムゲイン)を得るのです。その選択肢の一つとして、給与所得者であるサラリーマンは300万円ほどの元手で小さな会社を購入することを薦めています。

私は何も会社を買って社長になることだけが投資の手段だとは思いませんが、究極の個人戦時代と言われるこれからの社会において、本業とは別にいくつかの収入源を持っておくことを知っておくべきであると考えています。

まとめ

要は、もうすぐこれまでの常識を根本から覆すような大きな流れがきているということを知っておくべき!そのためには何らかのアクションを起こしておいたほうがいいんじゃないの?ということを認識しておく大切さをお伝えしたかったです!

ご興味ございましたら、上記の3冊の中からお好きな本を読んでみてください!

経営者が必要なくなる時代がくる!?「DAO(分散型自立組織)とは」

今回は、CryptoBowlの勉強会第6回「ブロックチェーン時代の組織と働き方」の参加レポートを書いていこうと思います。

さてさて、早速ですが、皆さんは「経営者がいらなくなる時代」がくるかもしれないということをご存知ですか?経営者は、いわば会社の顔のような立ち位置で、その会社を最もよく表すといっても過言ではないですよね。

有名な経営者といえば、ソフトバンクの孫正義さん、トヨタ自動車の豊田章男さんなど、多くの有名な経営者の方々がいらっしゃいます。どの経営者の方々も、その会社のイメージをなんとなく表しています。

しかし、今回のお話は、そうした経営者の方々が必要なくなってしまう時代がきてしまうかもしれないというのが、今回の勉強会のテーマでした。

「どういうことだ!中心的な人物がいない状態で会社が成り立つのか?」

そんな思いで、今回の勉強会に参加してきました。

それでは、早速参加レポートをお伝えします。

目次

  • DAOとは
    • DAOの必要性・可能性
    • ビットコインは世界初のDAO

DAOとは

今回の勉強会のテーマであるDAOとは、一体なんでしょうか?「ダオ」?「だお」?耳馴染みのない言葉ですよね。

DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、以下の3つの特徴があります。

  1. ルールに基づくインセンティブによって成り立つ
  2. 中央管理者の存在しない分散型
  3. 組織体

つまり、DAOとは、労働者のみが存在し、管理者がいない組織体のことを指します。ちなみに組織を会社と言い換えて、DAC(Decentralized Autonomous Corporation)と呼ぶこともあります。

一般的に、組織を管理者の有無・労働者の有無で分類すると、以下のようなマトリックスに分けられます。

伝統的な株式会社

ロボットを使う会社

DAO

AIによる自動化

これまでの組織体、特に企業は、ほとんどが「伝統的な株式会社」に分類されます。これは、私たちが「会社」という言葉を聞いて最初に想起する組織の形態だと思います。

DAOの必要性・可能性

しかし、DAOの必要性はあるのでしょうか?まず、DAOの必要性は、以下の二つに集約されると考えます。

  • 意思決定の質が向上し、個人のモチベーションも増す
  • 仲間を引き込みつつ、組織を拡大する

そもそも、仕事の未来について今私たちが最も恐るべきことは、伝統的な階層構造的組織が前提となっている点です。そこでは、「優秀な」経営者・管理者層の意思決定に基づき、労働者が経営者が掲げた目標を達成するために精一杯働くという構造が前提となっています。

裏を返せば、「経営者・管理者層」が労働者を鞭で叩き、せっせと働かせる構造が前提となっている、ということです。ビジョンを持っているのは「経営者・管理者層」のみであり、労働者はあたかもなんのビジョンも持たない存在として語られてしまっています。

しかし、私たち労働者は、本当にそうした存在なのでしょうか?むしろ、これから発展していくであろう様々な技術を用いて、生産性を高め、経営層よりも俊敏に意思決定ができる未来が待ち受けているのではないでしょうか?

ブロックチェーンの仕組みを活用して、同じ志を持った仲間を集め、結果として組織が拡大していくという可能性があるのです。これが、DAOの必要性・可能性です。

ビットコインは世界初のDAO

「ビットコイン」は多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか?ビットコインは仮想通貨としても有名な部類に入ると思いますが、このビットコインは世界初のDAOの実用例だと言われています。

中央に管理者がいるわけではなく、人々はビットコイン取引の決められたルールにしたがって取引を行なっています。また、取引データはブロックチェーンの仕組みで相互に監視され、不正に改ざんされたデータは自動的に無効化されています。

つまり、ビットコインは人が取引という行為を行い、機械がその判定を行なっているのです。

OSSが抱えている問題

OSSという言葉をご存知ですか?OSSとは「オープンソースソフトウェア」の略であり、ソースコードが公開されているソフトウェアを指します。

OSSは、持続可能性の問題を抱えています。OSSはどうしても片手間で開発を進めなければならず、全体の83%が一年以内に開発を終了し、50%のプロジェクトが2名以下で開発されています。

その理由としては、OSSの開発は収益にはならないからです。OSSの開発は完全にボランティアで成り立つものであり、企業で働くなどして、収益基盤を固めておかなければならないからです。

 

ありがとうございました、

 

【コンサルタント志望者必見】「謙虚なコンサルティング」

みなさんこんにちはALEXです。

今回は、コンサルタントを目指している方を目指している方にぜひ読んでいただきたい書籍をご紹介したいと思います。

謙虚なコンサルティング――クライアントにとって「本当の支援」とは何か

エドガー・H・シャイン著

英治出版刊行  \2000

 

シャイン氏は著者紹介によると、MITスローン経営大学院名誉教授の職につかれ、これまでアップル、P&G、HPなどの有力企業の支援を手掛けられた方である。我々コンサルタントのお手本のような方、とても言えばいいでしょうか?

当社でも、主にITテクノロジの支援導入を主業務としていることもあり、この書籍をコンサルティング業務につく人間に熟読を促している。この本を書かれていることを熟知し、まさに無意識レベルでクライアントの支援に迎える人間は、当社だけでなくどこへいっても通用する優れたコンサルタントとして第一線で活躍できると思う。

 

エッセンスをご紹介しましょう。

 

「本当の支援とはどんなものか」

クライアントがコンサルタントの手助けによって、

(1)問題の複雑さと厄介さを理解し

(2)その場しのぎの対応や反射的な行動をやめて

(3)本当の現実に対応すること

が本当の支援なのである。

 

いかがでしょう?私も、耳が痛いです。今までどれだけ(1)(2)(3)の否定文の行動をよってきたことでしょうか。これらの行動はむつかしいことではないのですが、きちんと実行しようとするとなかなか厄介なことになるので無意識のうちに否定的な行動をとってしまうようです。

ですので、上の3か条は常に意識できるように、ノートに書きだしておくとか、

オフィスに貼っておくとかして、常に意識するように心がけるべきではないでしょうか?

 

「レベル2の関係の必要性」

コンサルタントはクライアントとレベル2の関係を構築することが適切な支援を行うために必須としている。レベル2の関係って?それではかいつまんでレべル1から3までご紹介しよう。

 

レベル1:認め合うこと、礼儀、取引や専門職としての役割に基づく関係

個人的な知り合いというわけではないが、たがいを同じ人間として扱う。また、相手が自分に害を与えないことをある程度信頼でき、礼儀をわきまえたレベルで率直に会話することができる。

うーん、レベル1で十分ではないかという意見もあるかと思う。ではレベル2

 

レベル2:固有の存在として認知する

このタイプでは次の3点において、通常より深い信頼や率直さが示される。

(1)交わした約束を必ず守る

(2)相手を傷つけたり、相手が努力を傾けていることをけなしたりしないと合意する。

(3)うそをついたり、仕事の関する情報をかくしたりしないと合意する。

 

レベル3:深い友情、愛情、親密さ

強くポジティブな感情を伴う関係

 

いかがでしょう?レベル2は、単に関係が近いだけでなく、相互が信頼するに足る人格を有していることが求められているのではないでしょうか?

コンサルタントに求められるものは、知識ではなく、まずは人格なのですね。

 

ちなみにレベル3はコンサルタントとして支援知る場合は不適切であるとされています。これはわかりますね。あまりに対象者に近くなるために、正確な判断を下しにくくなる可能性があります。

 

最後に

「謙虚なコンサルティングの姿勢」

ここではじめて「謙虚」というフレーズが出てきました。このフレーズはあまり本書の中で開設されていません、原著ではhumbleというワードが使われています。訳者によって「謙虚」が充てられていますが、「簡素」「質素」という意もあります。

ここでは三つのCが必要であるとされています。

(1)力になりたいという積極的な気持ち(commitment)

(2)クライアントに対する思いやり(caring)

(3)好奇心(curiosity)

 

私は、この書から上の三つの重要性を読み取りました。自分自身、コンサルティングをおこなう際にしっかりできているか?と自問すると、なかなかきびしいものだと感じています。

 

単に知識だけでなく、プレゼンの上手さだけでなく、人間のベースというか、そういったものが優れたコンサルタントには備わっているべきだ。と感じる次第です。

 

ありがとうございました。

 

ALEX

 

 

第1回:NPO法人維新隊ユネスコクラブ代表 濱松敏廣様インタビュー

本日は、東京をベースにステップアップ塾等の活動を推進されていらっしゃるNPO法人維新隊ユネスコクラブにお邪魔し、代表の濱松敏廣様にお話をうかがいます。

 

お写真は、昨年塾講師の皆様を招いての忘年会のご様子です。前列右から二番目の方が濱松代表、一番目の方が奥様で、ユネスコクラブの事務局長をされていらっしゃる和香子様です。お二方にはわたくしも大変お世話になっております。

 

Q 本日はご多忙の折お時間を頂きありがとうございます。まず、貴団体の来歴をお聞かせください。

A 当団体は環境啓発、中でも3R(Reduce,Reuse,Recycle)にRethinkを加えた4Rを推進する団体として、2008年に設立しました。

 

当時は、今なにかと話題のプラスチックを含む使い捨て商品のゴミ削減を目的に、具体的にはファミリーレストランなどにあるドリンクディスペンサーを人の集まる場所に設置し、タンブラーでの飲料給水をムーブメントにすることでペットボトルゴミの削減ができるのではないかと社会に提案してみたのですが、なかなか企業には相手にされませんでしたね。

 

ただ当時は活動に賛同してくれた大物もいて、歌手の泉谷しげるさんと環境啓発&音楽イベント「GHP祭」を池袋西口公園で実施した時などは、大いに盛り上がりました。※GHP=ゴミが減るじゃんプロジェクトの略

 

その後、継続していた地道な活動が当団体の上部団体でもある(公社)日本ユネスコ協会連盟に認められ、ユネスコ(UnitedNationsEducational,Scientific&Cultural Organization)の名称を団体にいただいたことをきっかけに活動の主眼を教育に広げました。

 

それから、教育格差の是正を目的としたステップアップ塾などの活動につながったのです。

 

Q 現在貴団体で展開されていらっしゃる案件をお聞かせ願えますか?

A 家庭に事情を抱える小・中学生を対象とした食事つき個別指導型無料塾「ステップアップ塾」や、平日フル稼働している食事つきトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」の活動を教育事業として展開しています。

手を繋ぎながら行うチーム対抗ゴミ拾いゲーム「胸キュン!GOMI拾い」に関して言えば、環境省後援のもとで新宿御苑を使っています。


この活動は参加者同士のコミュニケーションを英会話で行うことも特徴ですが、塾生のコミュニケーション能力向上を目的に、塾にとっての課外授業にも位置づけています。

 

Q 以前、ステップアップ塾にお邪魔させていただき、見学させていただきました。その際、ボランティアの学生講師の方々のモチベーションがとても高いと印象を受けました。講師の方は、基本的には無償とお伺いいたしましたが、無償でもあれだけ高いモチベーションを維持できる背景はなんでしょうか?

A 「誰かの役に立ちたい」と考える若者が増えているのは間違いない事実だと思いますが、当団体では大人が学生ボランティアに対して上から目線にならないよう、さまざまな工夫をしています。

一例をあげるとすれば、うちのボランティアは①学習指導を行う講師②ご飯の調理者③洗い物などの片づけ担当④運営スタッフが協力し合うこと、で事業が成立しているのですが、年齢や業務に関わらずボランティア同士はお互い綺麗な言葉を意識し、「先生」をつけてお互いを呼び合うよう、ルール化しています。

また若者が主体的な気持ちでボランティアができるよう、教室内の問題点にたとえ大人が先に気づいたとしてもすぐに場を大人が仕切るのではなく、生徒に向けるような温かい目で学生講師を見守ってくださるよう、社会人にはお願いしています。

 

手前味噌で恐縮ではありますが、おそらくそう言った気遣いが少しずつ、彼らの主体性の邪魔をしないのではないか、と思います。

 

Q 貴団体を運営されるにあたり、もっとも大切にされていらっしゃることはなんでしょう?

A 重複しますが、「ボランティア参加者の主体性を育む環境作り」です。

 

Q 貴団体を利用されている生徒さん、保護者の方におっしゃりたいことはございますか?

A 子どもの学力向上に有効なのは、我々ボランティア以上に「保護者が子どもの学習状況に興味を持つこと」です。

当塾ではステップアップシート(PDCAを用いた学習計画のこと)へのサインやメーリングリストへのリアクションなど、さまざまな手間を皆さんにお願いしていますが、それも全て意味のあることですので積極的にご対応いただけると助かります。

 

Q このウェブの読者にお話ししたいことはございますか?

A 子どもが好きでボランティア活動に興味のある方にはやりがいのある現場ですので、ぜひ気軽にご参加いただけると幸いです。

もちろん、みなさまからのご寄付も大歓迎です。^ ^

 

Q PRをどうぞ!!

A 必ずや、教育格差是正の一助になってみせます。ぜひみなさまのお力をお貸しください。よろしくお願いします。

 

濱松代表、ありがとうございました。今後も、貴団体のご発展を祈念し、お手伝いさせていただきます。

 

関連リンク
https://stepup-unesco.com